就農・田舎暮らしの心得

田舎暮らしの心得 その④

 

本格的な農業を考えている場合

  1. 田舎暮らしと同時に本格的に農業をやってみたい人もいると思いますが、新規就農では前もって覚えておきたいことがあります。
  2. まず、農地を取得あるいは賃貸借するには県知事または農業委員会の許可が必要です。
  3. 農地を取得できるのは、取得後の耕作面積が50アール以上の規模となる人、取得後自ら耕作すると認められること、農地と同一の市町村か周辺に住むことなどの条件があります。さらに、詳細な営農計画書の提出も求められます。

農地を取得しても、設備投資額に対して農業収入はあまり期待できない場合もあります。 まずは、各市町村の農業委員会や秋田県新規就農相談センターに相談してみましょう。

 

田舎ならではの出費も少なくない!

田舎は一般に物価も安く、都会生活に比べ生活費が少なくて済む傾向にはありますが、同時に、都会暮らしでは思いもよらない出費が田舎にはあるので、心しておきたいものです。 町内会費や祭りへの寄付、社会福祉協議会の会費…。
多くの場合は任意で、必ずしも強制されるものではないし、払った分だけの恩恵を得られるとは限らない性質の出費もありますが、出費を拒むと地域の中で浮いた存在になってしまいかねませんので、ある程度の出費は覚悟しておいたほうがいいでしょう。
また、冠婚葬祭も地域全体で参加するところもあるので、親戚や親しい人の場合以外でもお金を包まなければならないことがあります。

 


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